第1回今日の献立(4人分)

カルシウムたっぷり献立       

大豆ごはん
2カップ

(1)米は荒い、水を切っておく。

  大豆はかりっとするまでから炒りし、水に浸しておく。

大豆 60g
しめじ 1パック
生しいたけ 4まい
小さじ1/2 (2)米に塩、しょうゆ、酒、細く切ったしいたけ、ほぐしたしめじ、大豆をいれ、普通に炊く。
しょうゆ 大さじ1
大さじ1
いわしの香草焼き
いわし(80g) 4尾

いわしは腹開きにして中骨をとり、塩コショウする。

水気をとって、小麦粉をまぶす。

塩・こしょう 少々
小麦粉 少々
パセリのみじん切り 大さじ4

パセリのみじん切り、パン粉、粉チーズ、タイムを混ぜ、いわしの両面にまぶす。

フライパンに少し多めの油をいれ、両面をこんがりと焼く。

パン粉 大さじ8
粉チーズ 大さじ1
タイム 少々
サラダ油又はオリーブオイル  
トマト水煮缶 200g

トマトをあらく切り、塩コショウで味をととのえ、煮詰めてソースを作る。

   
牛乳豆腐
3個 卵を割りほぐし、牛乳とだし汁を入れてざるでこし、塩を加えて器にいれる。
牛乳 300cc
だし汁 150cc
小さじ1/2 水にもどしたワカメ、貝割れ大根をいれ、固まるまで弱火で蒸す。
わかめ 少々
貝割れ大根 適量
ひじきの酢の物
ひじき 10g

切干大根、ひじきは水でもどす。

切干大根はシャキシャキ感の残る程度にゆでる。

ひじきは、さっとゆでる。
ニンジンは千切りにし、同様にゆでる。

キュウリも細くきる。

しらす干しはかるく塩抜きする。

切干大根 20g
しらす干し 50g
キュウリ 1/2本
ニンジン 少々
しょうゆ 大さじ1強
レモン汁 大さじ2
さとう 大さじ1 材料をしょうゆ、レモン汁、さとう、塩で和える。
少々
にんじんゼリー
ゼラチン 2袋

ゼラチンは少量の水でふやかしておく。

ニンジン100gをやわらかくゆで、ミキサーにかける。

ニンジン 100g
さとう 30g
オレンジジュース 300cc 水、さとう、ジュースをあたため、ゼラチンを入れてとかし、方に流しいれる。冷やして固まれば出来上がり。
300cc
一人分栄養価
エネルギー
たんぱく質
脂肪
カルシウム
塩分
大豆ごはん
271kcal
8.8g
3.1g
10mg
1.0g
いわしの香草焼き
198kcal
14.0g
14.1g
90mg
1.3g
牛乳豆腐
105kcal
6.9g
6.6g
98mg
0.9g
ひじきの酢の物
53kcal
6.2g
0.3g
136mg
1.0g
人参ゼリー
60kcal
2.4g
0.1g
16mg
-
合計
687kcal
38.3g
24.2g
350mg
4.2g
妊娠後期1日分のめやす
2150kcal
65.0g
48〜72g
900mg
10g以下

 

○カルシウム

成人の体内には約1Kgのカルシウムがあり、大半が骨や歯を作っていて、数gが筋肉・神経・血液の軟組織にあります。これらは血液を凝固させ、心臓や心拍を正しくし、神経を調節する大切な役目があります。

一日に便から400mg・尿から200mgが排泄されるので、成人1日あたり600mgは摂取したいものです。

ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進し、腎臓で尿中への排泄を減らす大切な役割をしてくれます。

牛乳の吸収率が高いのは、乳糖が腸で発酵し、乳酸となってくれるからです。ヨーグルト・酢の物など、酸性のものは、同じ働きをします。

※吸収を助けるもの:レバー・いわし・しらすぼし・かつお・牛乳・たまご・きのこ・日光(紫外線)

 

○イワシ

「海の米」ともいわれ、全国各地で漁獲量が一番多く、一年中出回っているが、旬は秋です。

たんぱく質・鉄分・カルシウムを多く含んでいて、血中コレステロールを下げる不飽和脂肪酸(EPA・・・エイコサペンタエン酸)が多く、動脈硬化を予防してくれます。しらすは3cm以下の幼魚のことです。

※マイワシ・・・食卓で食べられ、青黒い七つの斑点が特徴

※ウルメイワシ・・・目が潤んだようで、少し小ぶり。脂が少なく、干物になる

※カタクチイワシ・・・小ぶりで口が大きく、下あごが短い。加工品・にぼしにする

 

○切干大根

乾燥によりより甘味風味が加わります。秋大根を使うといいですね!!

色の薄い物を選びましょう。

切干大根は100g中 470mgのカルシウムを含みます。

 

 

○ひじき (鹿尾菜)

春から夏にたくさん取れます。カルシウム、鉄、カリウム、ビタミンA、植物繊維が多く含まれます。

釜で煮たり蒸したりして、渋みと色素を取り除いてから、乾燥させます。

水でもどすと7〜10倍になります。

※長ひじき......主軸を一定の長さに干したもの。長いまま信田巻などにします。

 

○きのこ

きのこは、森に生えることから『木の子』と名づけられました。

90%が水分でビタミンDの母体のエルゴステロールを含みます。

カルシウムの吸収を助けます。糖質の分解を促すビタミンB1、B2も多く含みます。

他にも、無機質、植物繊維も豊富で、栄養価も高いです。

たんぱく質は吸収されない形で存在するので、エネルギーにはなりません。